Thursday, March 09, 2006
China's Underpopulation Crisis - India has one, too.
... The advantages of investment in China are well-known. Less well-understood is a looming demographic challenge that could undermine China's ability to grow rich before its population grows old. Emerging-market investors in search of an alternative should note that India faces a demographic challenge of its own. ...
今まさに世を挙げてのチャイナブームですが、将来は、人口学的見地からの懸念材料があることが指摘されています。各方面の分析によると、総人口に占める労働力人口(15歳から64歳まで)の割合が2010年に72.2%とピークに達した後、その後の40年間に60.7%まで低落するとの見通しです。かっての一人っ子政策(1979)が低落の原因だといっています。現在、中国での平均の退職年齢は、男性で60歳、女性で50歳とのこと。平均で60歳といえば、50代で早々と仕事をやめる人も多くいると言うことですね。ちなみに、わが国の数字を見ると、2003(平成15)年の労働力人口(6,666万人)の年齢構成の内訳は、15-29歳が21.6%、30-59歳が64.3%、60歳以上が14.1%である(実績)とのこと(総務省統計局「労働力調査」)。彼我の数字を比較すると、中国ビジネスに内在する問題点が見えるような気がしますが、どうでしょうか。
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