Sunday, July 11, 2004
ミニ医療ミス被害者の実態報告
近くの行きつけの医院で流山市の基本検診を受けたときのことです。その医院には二人の看護婦がいて、一人は殆ど痛みも感じさせないほど上手に採血するのに、もう一人は血管のなかで注射針が踊っているような感じの採血をする人で、かねがね、この人に当たらねば良いがと思っていましたが、当たってしまいました。
結果は恐れていた通り、針を入れるときから抜くときまで「ちりちり」と痛み、医院を出てからも「ちりちり」は続き、2-3時間後に気がつくと、採血部に内出血が原因と思われる500円硬貨大の紫色のあざができてしまいました。
ほっておいてよいものかどうか、医師の意見を聞くために再度医院を訪ねました。「ちりちり」と紫斑点の原因は医院側にあるとの確信のもとに、採血技術の未熟さに対する詫びと診察無料を期待していたところ判断が甘かった。
1/ 医師の意見:人によって血管が弱い人がいるので、このようなことは起こりうる。内出血です。念のため、化膿止めの薬を出しておきましょう。
2/問題発生の原因を患者に押し付けたうえ、診察費+処方箋代まで請求しおった(¥630.-)。その結果、患者側に落ち度がないにもかかわらず、薬局支払い:¥260.- とあわせて、合計¥890.-の出費を余儀なくされた。
個人支払いの¥890.-にも納得がゆかぬが、いわゆるレセプトといわれる健保へのこの医院からの請求(約¥3000弱)の内容も見たいものです。
大きな医療ミスも小さな医療ミスも、根っこは同じところにあるようです。医は仁術ならぬ錬金術。おのおの方、くれぐれもご注意召されよ。
(参考記事)医療ミス被害者が実態報告、大阪でカルテ改ざんシンポ
(読売新聞)