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Wednesday, January 28, 2004

変な日本語(2)

テレビ放送の中から拾いました。

〜してあげる。
女性アナウンサの殆どが、本来、「〜してやる」というべきところを、「〜してあげる」と言う。また、「花に水をやる」(水遣り)というのを、「花に水をあげる」と言う。水遣りもすでに死語か。
お子様
校庭で遊ぶ児童も、近所の悪がきも、みな一様に「お子様」になってしまった。「お子様ランチ」じゃあるまいし、一般の報道やドラマのなかでは、状況に応じて、「子供たち」とか、「この子ら」とかの言い方があるんじゃないの。
あなた、方(かた)
「あなた」が殺したのね。
→ 「おまえ」が殺したんだろう、「あんた」がやったんだろう。「おまえ」や「あんた」は死語になってしまったのかも。
「犯人の方(かた)が ...」と言っているのを聞いたような気もします。いわゆる、敬語の格下げ現象か。
ひと(人)
「私は、そういうことをあまりしない人だから ...」
自分のことを人呼ばわりする人が増えた。本来、第三者を指すことばではなかったかと思うのだが、それとも、自分自身が自分にとって第三者になってしまったのかも。ああややこしい。


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